ベロがアタマを支える

ベロがアタマを支える。

えっ⁉何のこと?

って普通は思いますよね。

ところで、口に関わる普段の正常な状態というのは
口は閉じる(上下の唇は着いている)
上下の歯には隙間がある(上下の歯がぶつかってはいない)
そして舌(ベロ)は上顎(うわあご)に着いている
ようになっています。

ベロが上顎に着いてなく、下顎のところにある状態を低位舌(ていいぜつ)と呼び、好ましくないとされています。

では、なぜ好ましくないかというと
ベロにはアタマを支えという働きがありますて、
この前方の支えが無いとアタマが前に転げ落ちそうになるんです。
つまり、ベロの支えが無いとアタマを後ろに引っ張らないと前に落ちちゃうってことです。
実際には、首の後ろの筋肉群がアタマが前に落ちないように引っ張ります。
もうこれだけで、首コリ、肩コリになりそうですね。
さらには、頭の支えが無いですからフラフラ揺れることになります。
この揺れは全身に伝わりますので、背中、腰、股関節、膝などに負担を強いることになり、全身のアチコチに症状が出ちゃうかもしれませんね。

また、低位舌になると上下の歯がカチカチぶつかりやすく噛みしめが強くなるかもしれませんし、この噛みしめも頭や首などに諸症状を出す原因になります。

ベロの着く場所ですが、上顎の前歯の少し後ろ側、この辺りにベロの前側の上面(先っぽじゃないですよ)になります。
ここがしっかり支えられると、頭が安定し、体も安定し、体に加わる異常な負荷が減って、体が安定します。
お試しを。
というよりも、そうなっていない方は練習し、ぜひ癖を付けましょう。

その前に、噛みしめ解消と顔筋の過緊張、頭の歪みを解消する
顔と顎と頭の整体
で、リセットするのもおススメです。

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