前回に続き、「筋肉をつかむ編」です。
場所は、僧帽筋の上部。
首から肩先にかけてなだらかな稜線を描いている筋肉で、
鎖骨と肩甲骨の間にある山の部分です。
肩こりを感じる部分で
肩こりの原因になる部分でもあります。
左側の上部僧帽筋ならば、
右手の親指と、人差し指から薬指の3本を
向かい合わせるようにしてつまみます。
首のすぐ近くから肩先の方に向かって
少しずつ移動しながら3秒程度ずつつまんでいきます。
つまむと痛みのある部分は
(コリッとした硬さや、嫌な感じがあるかもしれません)
念入りに硬く痛みのある部分がなくなるまで
何度もつまんでみましょう。
痛みや違和感の部分は、老廃物や痛み物質などがたまっています。
搾り出すような意識でつまんでみましょう。
左側が終わったら、右側も同様に実施しましょう。
両側の、硬さ、痛み、違和感、嫌な感じが無くなったら
ストレッチを行なうと効果的です。
頭のてっぺんに右手を載せ
頭が左肩から遠ざかるように右手で引き
左側の上部僧帽筋を5秒程度ストレッチします。
次に同様に右側の上部僧帽筋もストレッチします。
肩こりを感じやすい方、
首や肩に痛みを感じやすい方、
是非どうぞ。
【注 意】
肩周辺に、いつも感じてない異常な痛みなどがあれば
内臓疾患などの可能性もあります。
医療機関を受診してください。