自律神経を整えて安心を得る
「自律神経を整えて安心を得る」ことをテーマにした施術メニューを作ろうかと思ってます。
まあ、通常の施術コースでも整っていくとは思うんですけど、もっと積極的に攻めようかと^^;
ところで、「安心」ってなんでしょう?
「安心」は、周囲の人との関係性や環境への信頼感から生まれる個人の主観に基づく感覚です。
「安心」を神経の観点からいうと、「身体内部の感覚である内受容感覚(ないじゅようかんかく)と自律神経の予測性がある状態」と言えます(なんのこっちゃ? ですよね^^;)。
良い内臓の働きからくる心地よい身体感覚(内受容感覚)と、不快になっても時間がたてば改善するという「予測性」があるということになります。
反対に「不安」とは、「どうなるかわからない」というように先がわからないから生まれるもので、危機的状況から自分を守るために欠かせない感覚で、身体内部の「不快な感覚」から起こります。
「不快な感覚」とは、自律神経の予測がつかない状態であるとも言えます。
自律神経のアンバランスや不調が「安心」の不足となり漠然とした不安につながるってことです。
この「漠然とした不安」に支配されてしまうと、とても厄介なのは皆さんご存じのとおりです。
自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」という分類があります。
日中は交感神経が優位に働いて活動し、夜になると副交感神経が優位になって休息すると言われています。
また、最近の知見では副交感神経は「腹側迷走神経」と「背側迷走神経」の二つに分かれ、自律神経は三つに分類され、それらの働きは四つのモードがあるとされています。
人によっては、脳幹の前方(腹側)から伸びる腹側迷走神経(耳やのど、心臓などを通る)を「フロント・スイッチ(つながりモード)」、脳幹の後方(背側)から伸びる背側迷走神経(お腹を通る)を「バック・スイッチ(休息・消化モード)」と呼んだりしています(イメージしやすいですね)。
自律神経の分類は、「腹側迷走神経」、「背側迷走神経」、「交感神経」の三つで、働きは腹側迷走神経の「他者との社会的なつながりモード」、背側迷走神経の「休息・消化モード」、交感神経の「活発な活動」や外部刺激に対する「戦う・逃げるモード」に加え、副交感神経が司る「凍り付きモード」の四つになります。
この「凍り付きモード」とは、交感神経の働きである「戦う」や「逃げる」では対処しきれず、究極の温存手段として「極度の低エネルギー状態」となって危機をやり過ごそうとする働きです。
たとえば、肉食獣に襲われた小動物が「凍り付きモード」である「死んだフリ」状態になって興味の対象から外れ助かるなんて場合が相当します。
人間では、「うつ」や「ひきこもり」などが「凍り付きモード」の表れとなるでしょうか。
そこまでいかなくても、ストレス過多である、満足に睡眠がとれない、胃腸の働きがすぐれない、情緒が安定しない、緊張が取れない、などを感じている方は迷走神経の働きを安定させることで「安心」になれる「予測性」の獲得が可能になります。
実際の施術では、
◆頭と首の付け根(脳幹)周辺の緊張状態の緩和(筋・筋膜緊張の緩和や椎間関節の機能向上、脳静脈血還流の促進)
◆顎関節周囲への刺激を通じた三叉神経への刺激(脳へのワインドアップ刺激である中枢感作の減少効果)
◆Vielight Vagus(ヴィーライト・ヴェーガス)による迷走神経の賦活化
などを予定しています。
※Vielightのサイトはこちら→https://www.vielight.info/

Vielight Vagus

上部頸椎を調整

顎関節を調整


