バキバキして欲しい

「背骨がズレてるから、バキッってやって欲しいんですよ。」
「あぁ、ここのことでしょうか?」
「イタタ!それそれ!それを入れて欲しいんだよね。」
「いや、言葉は分かるんですが、骨は出たり入ったりとか、ズレたりはまったりってのは無いんですよ。
骨だけが勝手にどこかに動くって無いんですよね。」
「え?だってよくそういう風に言うじゃない。」
「ま、そうなんですけどね。
例えばね、骸骨って動けないでしょ。
骨しかなくて、骨を動かすものが無い。
だから動かないんですよね。」
「筋肉とかって意味?」
「そうそう。骨を動かしている筋肉など、骨の周りの組織が無いから動けない。
見た目で骨がズレてるように見えるのは、骨の回りの組織が骨を引っ張っているから。
だから、骨が動いてしまったように見えるってことですね。」
「それはそれでいいから、バキッてやってよ。」
「やろうと思えばできるけど、やりません。
と言うよりも、そんなことしなくてもチャンとなりますから。」
「あ、そう。。。」
「先日もね、突然首をバキッとやられて痛くなったって方がいらしたんですよ。
むち打ち状態ですよね。気の毒に。」
「必ず悪くなる訳でもないでしょ?」
「組織の状態を正確に判断して、正確にその箇所だけ行えば良いんですが、
結構いい加減にやるのも居るんですよね。残念ながら…」
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あの、バキッてのは、
動きの悪い(動きに機能障害のある)関節に関連する周囲の組織を
急激にごく小さく引っ張ってストレッチして、
うまい事ストレッチされると動かなかった関節が動くので軽くなるものです。
ストレッチできる状態ではない組織を無理に引っ張ると
無理が掛かって組織が傷つき痛みが出ることもあるんですね。
自分も10年以上前にはポキポキ関節を鳴らす矯正をしていたんですが、
祖父母とか、まだ小さかった自分の子供たちにも出来るか?と疑問を抱いて止めました。
素人目でも危険な感じでしょ^^;
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