日本直立歯科医学研究大会@札幌で発表

2023年11月3日、4日 かでる27にて日本直立歯科医学研究大会@札幌が開催されました。
体の揺れや全身のバランスを整え心身を整える歯科医療である直立歯科医学。


そこで、「出生時の児頭回旋と体の歪みに関する」と題した臨床報告をさせて頂きました。

多くの場合には、赤ちゃんの頭が左に回されて出産されます。
その時、想像以上に大きな圧縮力と右下方向への螺旋の力が頭部に掛かります。
それが頭の変形や顎のズレ、さらには体のねじれにも関係するかもしれないことをしましながら、実際に施術を行った施術実例と症例を発表しました。

左に回されながら分娩される際に、反対方向の右へ回される力を受けた頭が、出産時に長くなった頭のために真上を向けない赤ちゃんの顔を右に向けるようになるかと思われます。
(頭皮の皮膚誘導で顔の向きが変わるという理論によります)
それが向き癖となり、右後頭部が凹む場合が増えることになります。

頭蓋骨の外側が変形している場合は戻りやすいですが、中心部にある骨までズレると、戻るまでしばし時間(何回もの施術)が必要になる場合があります。
(実際の施術は、一度で大きく戻すことは出来ませんし、成長に伴って本来の位置関係に戻ろうとする力を誘導することが目的になります)

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