ムクミ

『水を一日2リットル飲みましょう!』
まあ、2リットルは大げさでも1.5リットルは飲みましょう。
なんて話を聞くことがありますが…。
ホントでしょうか?
下肢のムクミについて相談されることが少なからずあります。
その時感じるのが『水分の摂り過ぎ』です。
飲料水のコマーシャルで
『渇きを感じたときには手遅れ』のように言ってますが、
水分が不足したときに渇きを感じるのだから
乾きもしないときに水分摂取するのはいかがなものでしょうね。
また水分は、『水』だけではなく
お茶、コーヒー、味噌汁、野菜、ご飯の湯気・・・
すべて『水分』です。
『水』1.5リットルのほかに、お茶、コーヒーじゃ、
既にアウトですよ。
家に帰ってからビールを飲む貴方、
500缶なら450cc以上は水分ですからね!
水分を取りすぎれば
おそらく必ずムクミますよね。
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ところで、筋肉の障害でもムクミは起きます。
下肢の場合なら
胴体と下肢の間にある骨盤底筋の働きが重要です。
硬く柔軟性が失われると下肢と骨盤の間の『制限』になります。
柔軟性があり充分に働くと『ポンプ』の役目を果たし
下肢の水分(体液)を汲み上げます。
椅子に腰掛けるときにムズムズ落ち着かない方や脚を組みたくなる方は
骨盤底筋に障害があるかもしれませんね。