坐骨神経痛

お尻の痛み(骨盤部の痛み)から大腿部、下腿部への痛み
あるいは、シビレなど。
シビレと言っても麻痺ではありません。
ジンジン、ビリビリなど長い時間正座をした後のような痛みです。
一般の方をはじめ病院などでも「坐骨神経痛」などと言われたりすることがあります。
ところが、腰、殿部、下肢などそれぞれの筋肉にできたトリガーポイントによる痛みの場合が多いように思います。
神経痛ではなくて、筋肉由来の痛みですね。
原因は様々で、思い当たることもあれば、
ある日突然痛みだしたなんて場合もあります。
でも大概は、日常生活に原因があります。
生活習慣ですね。
仕事時の姿勢や動作
車の運転、机に向かうとき、応接セットのソファーやテーブル、作業台の高さ、などなど
家事中の姿勢や動作
洗濯機の高さ、台所の高さ、物干し、納戸や物置や押入れ、掃除機の重さ、などなど
くつろいでいる時の姿勢や動作
ソファーの深さ、テレビの向きや高さ、読書、パソコン、などなど
趣味の姿勢や動作
ゴルフ、ダンス、ドライブ、アウトドア、手芸や絵画や工作、などなど
思わぬ日常の姿勢や動作で筋肉が疲労して痛みの原因になったりします。
痛みが出た筋肉をかばって、他の筋肉まで巻き込まれることもしばしばです。
場合によっては、片一方の筋肉を楽なように伸ばすと、
他方の筋肉が縮まって痛みを起こす。
そんなこともよく見受けられます。
そうなると、楽な身体のポジションが見つからず非常に厄介ですね。
施術をくりかえし、原因となりそうな生活習慣を変え、
少しずつ改善を目指していくようになるでしょうね。