揉み返しと好転反応

かれこれ6年半ほどお付き合いいただいている80才代の女性。
庭仕事を頑張りすぎてしまい全身がだるくてしょうがない状態でした。
いつもは30分ほどの施術にしているのですが
疲労部分が広範囲のために少しだけ施術時間を延ばしました。
「いやぁ、こないだね、帰ってから何だか疲れちゃってすぐ寝ちゃったのさ。
次の日も昼くらいまで何だかだるくてさ。
でも午後からは調子が戻ってきて、今はなんとも無いんだよね。」
「あぁ、こないだは相当筋肉が疲労してたましたからね。
一気に疲れが出ちゃったんでしょうね。」
「やっぱり私たちみたいな老人はあんまり長くやるとダメなんだね。
いつも通りに30分でお願いするわ。」
「いやそうじゃないんですよ、こないだはね相当筋肉が疲労してて酷かったんですよ。
だからいつもよりちょっと時間が掛かっちゃったんですよ。
そしてね、その手を掛けた部分が一気に修復するので
カラダがだるくなっちゃったて訳なんですよ。」
「あぁ、そういう反応だったんだ。
てっきり『揉み返し』ってヤツだと思ったよ。
そういえば今日は、こないだ痛かったとこも全然痛くないわ。」
「そうそう、悪かったとこが修復してちゃんとなったからね。
正常なとこは押されても痛くないからね。」
「へぇぇ、すごいもんだね。」
揉み返しと好転反応
施術者によっては同じような扱いをされている方もいるようですが
異なるものです。
強い力や少々無理をかけると揉み返しが起こりやすくなります。
筋肉が刺激されてトリガーポイントが活性化し、痛みなどの反応が起こりますます。
また、沈静化されていたトリガーポイントが活性しても、揉み返しが起きたりします。
寝た子が起きるような状態ですね。
リフレ宮の森では、
無理な力や急激な力を加える施術を避けるようにしています。
無理をかけて寝た子を起こさないように、ですね^^

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