スポーツに伴う膝痛

スポーツ中の捻挫ばかりではなく
オスグットと呼ばれる膝痛
ジャンパー膝
ピボットターン中などのひねられた痛み
原因不明の痛みなど
痛み始めがわかっているものや
何となく痛くなってきたというもの
成長痛と言われているかもしれないし
休むように、止めるように言われているかもしれません。
様々な状態があります。
高齢の方の変形性関節症などを除いて
多くは、筋肉、筋膜、靭帯など関節(骨)以外の原因です。
疲労による筋肉損傷による痛み。
急停止・回旋・伸長など急激な外力で
筋肉・筋膜や靭帯などに防御的な過緊張が起こり痛む。
(靭帯、骨膜、関節包なども広い意味で筋膜になります)
また、膝の構造的な問題である反張膝
(膝の関節が後方にへこんだ状態・伸びすぎた状態・過伸展)による
膝関節後方の過伸長・過緊張による痛みも頻繁にみられます。
この反張膝は女性に多く、
状態がわずかであれば正常とされていますが
関節が柔らかい場合や
足首の動きに問題があって起きていることもあります。
足首がズレていると
つま先を正面に向けたまましゃがめない。
そんな時には後方重心となり、
二次的に膝の過伸展が起きていることもあります。
膝の位置(膝の伸び具合)を自分でコントロールできなかったり
「どこまでも膝が後ろに行く感覚」と表現するかもしれません。
バレエをされる女子に多かったりもします。
解消するための施術としては
膝周囲の筋膜組織の異常緊張を除去してあげることと
周辺筋肉の異常な緊張を神経活動ごと解除してあげます。
多少は組織の損傷もあったりしますので
負荷量を調整した活動をしながら
複数回の施術を重ねて修復を待ちます。
修復する期間は状態にもよりますが
数日または数週間、さらに数か月ほど掛かる場合もあります。
hiza_ita.jpg
サッカー フットサル バレエ 膝痛