テニスボール・マッサージ【殿部】

腰痛の原因になる殿部の筋肉をセルフマッサージする。
用意するものは、テニスボール1個。
【方 法】
1.布団やマット、床に仰向けで寝転がりお尻の下にテニスボールを入れる。
2.ボールを転がして動かし、痛いところ、痛気持ち良いところに当たるようにする。
3.出来るだけピンポイントに当てたまま、5秒程度から数十秒ジッとしている。
4.痛い感覚が無くなったら、次のポイントを探し、繰り返す。
【コ ツ】
1.お尻の断面は丸いので、身体の向きを斜めにしたり、横向きにするなどし、
  ボールが体表に対して垂直に当たるようにする。
2.狙うポイントは、
  ・仙腸関節のすぐ外側
  ・お尻の真ん中の少しくぼんだところ
  ・椅子などに座るときに当たる、坐骨の近く
  ・尾てい骨のすぐ外側
  ・身体を横向きにして大転子(股関節の外側の出っ張り)の近く
  そのほか、ボールが当たって痛いところが全てポイントです。
【禁 忌】
1.ケガや外傷、手術間もないなどのばあいは行なわない。
2.骨粗鬆など骨の強度に問題がある場合は行なわない。
立ったり座ったり、体を傾けたり歩いたり、身体を支えるのに重要なお尻の筋肉です。
トラブルを起こすと腰痛の元になる部分です。
しっかりメンテナンスして腰痛を予防しましょう。
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