五十肩に運動!?

医療系のメールニュースに掲載されていた
毎日新聞社提供の「香山リカのココロの万華鏡 五十肩ってつらいもの」の記事より一部転載
↓全文はこちら(毎日新聞社のサイト)
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20080610ddlk13070332000c.html
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 健康だけがとりえの私だったが、数カ月前から両方の肩と腕が痛くてたまらない。
 洋服を脱ぎ着するときがとくにつらく、朝晩、着替えのときにはひとり「イタタ……」と、声をあげてしまう。
 私は、自分に何が起きたか、分かっていた。肩関節周囲炎。いわゆる五十肩だ。
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 そのように、ふだんはなかなか強い励ましができないものだから、五十肩になった人たちにはここぞとばかりに、「ほらほら、もっとしっかり腕を動かして」などと体操を強要していたような気がする。
 いよいよ今度は、私自身が体操をする番だ。自分なりにはりきってやっていたのだが、なかなか痛みが引かない。それどころか、次第に肩の動きの制限が強くなってきた気さえする。「何かほかの病気かも」と心配になり、ネットで勤務先の病院に近い整形外科を調べて受診した。もちろん、自分が医者なのは内緒。
 診察室で、先生は何度か私の腕を取って動かし、「ああ、典型的な五十肩ですね」とひとこと言ったあと、「もっと体操しなければ動かなくなりますよ」。私は焦って「体操ならしてますよ」と言ったのだが、「いやいや、全然足りません。もっとがんばってちゃんとやらなきゃ」と叱咤激励され、私は「痛いのに…」と思わず涙目に。
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以上一部転載。
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肩関節の周囲=筋肉をはじめとする軟部組織が問題を起こして五十肩の痛みが出ていると思われます。
ところが、記事の内容では問題を放っておいて「運動しなさい」になっています。
起きている問題をそのままにし、運動だけしているので
>自分なりにはりきってやっていたのだが、なかなか痛みが引かない。それどころか、次第に肩の動きの制限が強くなってきた気さえする。
ということが起こっています。悪化ですよね。
「運動しなさい」の前提には、「骨格筋は病気にならない」があるためでしょうね。
だから、ホントは問題が起きているのに
その問題自体を解決しないで運動させるんですしょうね。
痛みの元となっている骨格筋の異常を解消しながら運動を行う。
これがホントではないでしょうか。

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