側弯なんですが…

「見た通りなんですけど…」
「?…」
「片方の背中が腫れてるんですよ。ボコンって。それで背中が苦しいんですよね。」
「あぁ~、なるほど。これはね、背中が腫れてるんじゃなくって、背骨が左に捻じれてるんで、左の背中が後に盛り上がって見えるんですよ。そう見えるだけで、腫れてるわけじゃないですよ。」
「えぇ~、そうなんですか~。」
「そうそう、それとね、背骨が湾曲したり捻じれたりした状態が『苦しいや痛い』を出してるわけじゃないんですよね。」
「でも病院行ったら側弯だから背中が苦しくなるって言ってましたよ。」
「あぁ…、お医者さんはよくそういう風に言うんですよね。でも違いますよ。」
てっきり子供の頃からの側弯だと思ってましたが、よくよく話を聞くと充分に大人になってから背骨が曲がったとの事です。それも、ここ十年ほど。
全身の筋肉を診ていくと、左半身の全域にトリガーポイントがみられます。
慢性的に異常を起こした筋肉が短縮して骨格を引っ張り『背骨の曲がりと骨盤の捻じれ』となって現われています。
筋肉を正常化させ、滑らかな機能を取り戻させれば歪みや変形も戻りそうですね。数ヶ月程度掛かるかもしれませんが、きっと良い方向にいくでしょうね。

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