受験生の背部痛

先日、大荒れの天気予報が見事に外れて札幌地区では無事共通一次試験が終了したようです。
この時期特有の症状で毎年数人の受験生の方が来院されます。
「背中が痛い。」
「ずっと座っていると背中がズンと痛む。」
という症状です。
特徴は、痛む場所を指差してもらおうとしても、特定の場所を指差せません。
ピンポイントではなく、手の平などでなぞりながら「この辺りが痛む。」という症状です。
原因は、お腹側にあります。
長時間座り続けることによって、腹筋の短縮し、短縮した筋肉にトリガーポイント(痛みを発生させる元)が出来て痛みを発生するようになります。
治療は、トリガーポイントを沈静化させて、
縮んだ腹筋を滑らかにストレッチします。
セルフメンテナンスでは、
テニスボールを使ったセルフマッサージ
(過去記事のテニスボール・マッサージ【腹筋】を参照下さい)
が有効です。
受験生の皆さん
あと一月程かとと思います。
もう一頑張りしてくださいね。