変形性関節症

昨晩テレビでやってた、たけしの家庭の医学。。。でしたっけ?
このなかで「ひざ痛」をやってましたね。
膝が痛くて歩くのもままならなかった方が「変形性膝関節症」と診断され、
(ここまではよく聞く話ですね)
その後に、ある体操を始めたら痛みが出なくなっただけじゃなく
サッカーボールを力一杯蹴られるようになった。
なんて紹介されてましたね。
番組内では、ももの筋肉が鍛えられたので
変形した膝の関節支えられて痛みが出なくなった。
なんて言い方してましたね。
でも、冷静に考えると変ですよね。
関節が変形し、骨同士がぶつかったり、炎症を起こしたりして痛みが出る。
(番組内や一般的な説明では、ですが…)
とされていますので、
筋肉を鍛えようがどうしようが、
骨はぶつかるだろうし、炎症は続くはずですよね。
筋肉を鍛えることで、ぶつかってた骨がぶつからず、
しかも炎症まで止まる。
なぁんてことが起こるわけないと思いませんか?
きっと、そもそもの前提が違うんじゃないでしょうかね?
つまり、「ひざ痛=変形した関節」ではなく
「ひざ痛≠変形した関節」じゃないでしょうか。
(これは、膝ばかりじゃなく他の関節にも当然当てはまるでしょうね。もちろん本当の関節の病気の場合もあるでしょうけどね)
番組中で紹介された関節の痛みは、
ももの筋肉を原因とする痛みだったので、
筋力アップ(筋肉の正常化)で解決した。
関節の変形と、関節の痛みはイコールではなかった。
となるのではないでしょうか。
まあ、特別なことではなく日々出会う症状、症例ですけどね。