姿勢を作る

「私は姿勢が悪いから」とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
でも、ほとんどの場合、生まれつき姿勢の悪い方はいないように思います。
姿勢は、生まれてから立ち上がるまでの約1年間に身に付けた体幹の筋力によって支えられ作られていきます。
つまり、四つ這い、座る、立つ、歩くなど成長に伴って身に着けた姿勢がベースになります。
成長に伴って、日々の遊び、食事やお行儀、習い事、しつけなどから身に付く姿勢、外のストレス（脅威）から自身を守るための姿勢（背中を丸める、首をすくめるなど）、ゲームや勉強、学校生活、課外活動で身に付く姿勢、仕事など社会活動で身に付く姿勢など、年代や生活様式によって姿勢は変化していくようです。
その身に付いた姿勢が、いわゆる正常（と言われている状態）からずれていると、ただ立つだけ座っているだけでカラダに負荷が掛かるようになるかもしれません。さらに、その負荷が永続すると、慢性的な疲労や慢性的な痛みにつながるかもしれません。
カラダに負荷のかからない姿勢は、意識して自分で作りましょう。すでに姿勢が崩れているのなら、運動や施術で筋肉・筋膜構造を柔軟にし、姿勢を適切化させていきましょう。

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筋膜・筋肉の機能異常、自律神経の機能異常が心身の痛みとなります。
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