手に力が入らない

仕事の疲労解消やカラダの痛み解消を目的にいらしているドクター。
今回は、「手に力が入らないんで診て欲しい」というもの。
手に力が入らないということは、
手を動かす筋肉などが正常に働かない。
または、
筋肉を動かす信号が届いてない。
または、
信号がそもそも出ていない。
ということが考えられます。
信号がそもそも出ていないということは、脳ミソの問題なのでウチでは考えません。
というか、そもそも対象外な話ではありますが。。。
では、筋肉を動かす信号が届かない。
これは、神経の通り道の途中で圧迫などにより信号の伝達ができていない場合が考えられるので対処可能になります。
また、筋肉や筋膜、関節などの障害でも筋肉がうまく働きませんね。
日々の診療や手術などによる蓄積疲労が筋肉の働きを低下させる。
関連する筋膜の滑りが悪くなり筋肉の働きを悪くする。
あるいは、神経の通り道の滑走が悪くなり神経を締め付ける。
そんなことが予想されます。
筋肉の働きでいえば、手を握る筋肉が働かないこともありますが、多くは反対の伸ばす側の筋肉の異常で起こります。
握る筋肉は非常に強くて割と疲労しません(働きとしては、ONとOFFのみなので)。
一方、伸ばす側の筋肉は、強い握る側の筋肉の動きをコントロールし続けるので疲労が蓄積しやすくなっています(どんな時も働き続けるので)。
イメージとすれば働く側の異常に感じますが、反対側のコントロールする側に異常が起こります。
途中の神経の締め付けという部分では、筋肉が固まりやすい首の前横や胸の筋肉、腕の筋肉境目あたりなどが多発する部分です。
それらの筋肉・筋膜の異常部分をリリース(解放)して症状の解消となります。
予防は、蓄積疲労にならないようにお手当することでしょうか。
(ドクターは激務ですから自分で何とかは無理かもしれませんよね)
首痛 頸椎ヘルニア
カラダの痛みはケガ、機能障害、蓄積疲労によるものです。

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文責:白幡克治 整体師

略歴:2000年 ナショナル整体学院札幌校卒業 同校認定整体カイロプラクティック師。
卒後、同校の直営治療院長、同校講師、総務部長を歴任する。
2003年8月 痛みの解決を目指す整体師としてリフレ宮の森を開院する。
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