片目酷使の頭痛めまい
眼帯を長く着けて事務作業。
左右の視力の差が大きい。
あるいは、片方を失明している。
そういう状況で頭痛、めまい、吐き気、目の奥の痛みなどを訴えて来院される方がいらっしゃいます。
モノを見る、見つめる、見据える。
そんな時には、微妙に頭が回旋(小さく左右どちらかに回している)しています。
大抵は見えていない側に頭が回って、見える側が見る対象に近付くでしょう。
頭を回して、その姿勢を固定するときに首の筋肉が過負荷になります。
過負荷が蓄積疲労となり、筋肉が傷つき固まります(一種のケガでしょうか)。
固まった筋肉がさらに姿勢を崩して関連する筋肉の過負荷、蓄積疲労となり、痛みや感覚の異常、自律神経機能の異常へとつながります。
解消するには、傷ついた筋肉を修復させ、十分な滑らかさ、柔軟さを保てるようにします。
首の筋肉の問題だけではなく、全身のバランスから見ていく必要もありますね。