機能性・・・気のせい・・・

昨夜遅くに小沢元代表が救急車で搬送されたそうですね。
嘔吐や腰痛があったらしいです。
また、指示している議員達との会合では、
「座りすぎてお尻が痛い。」
との言葉もあったらしいですね。
普段筋肉由来の痛み症状を診ていると、
座り続けることで
大殿筋や骨盤底筋、腹筋群が疲労で傷付いて
その関連痛としてのお尻の痛み、腰痛、嘔吐の症状が出たのかな、
なんて事を考えてしまいます。
小沢さんに大事が無く
検査などで異常が見つからず
一般的な病気の可能性が無い場合には
「機能性○○症」なんて病名になるのかもしれませんね。
この「機能性」というのは、
病気らしい病気が見つからないけど症状がある場合に付けられるようです。
場合によっては、
「気のせい」
なんて言葉や、
「ストレスのせい」
なんて言葉になったりします。
腸には非常に多くの神経が分布していて
外からの刺激(一般にストレスということがら)に対して敏感に反応し
脳に多くの信号が送られるように出来ているそうです。
通常は、それほど大きくない信号の場合には
脳にまで信号が届かないように出来ていますが
多くの信号が出続けると小さな信号も漏れて脳に届くようになり
痛みとして反応することが起きるそうです。
また、ストレスや抑うつを受けると
『闘争か逃走』反応(ストレスを受けたときの生物としての反応)の一部として
骨格筋の緊張が高まります。
緊張が長引くと筋肉が疲労して傷付き
腹筋などでは、胃腸の痛みとして現れることもあります
内臓と体外部では
「体性内臓反射」や「内臓体性反射」と呼ばれて
それぞれが反応しあいます。
痛みやその他の症状があるけれど病気ではない。
「気のせい」や「ストレス」などと言われた場合には
筋肉由来の症状かもしれませんよ。
ちなみに、
骨盤底筋や大殿筋(トリガーポイント)由来の症状には、
殿部の痛みや腰痛がありますし、
腹筋由来の症状にも腰痛があり、
特に下部肋骨先端に出来るトリガーポイントは
激しい嘔吐を引き起こしたりもします。
まあどちらにせよ
小沢元代表に大事が無い事をお祈りいたします。
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とここまで午前中に書いてアップしたのですが、
昼のニュースで、「尿管結石」とありました。
くれぐれも「何かおかしいぞ」と思ったら
まずは病院を受診してくださいね。

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