歯と首のネジレ

歯と首のネジレには大きな関係性があります。
昨秋に知ることができた日本直立歯科医学研究会の歯科医やカイロプラクター、理学療法士などの各先生方のお話を伺う機会が出来て、さらに自分自身も同研究会の歯科の治療を受け、歯と首の大きな関わりを実感しています。
人間が立って歩くとき、5キロの頭はユラユラ揺れることになります。そのユラユラが行き過ぎないように抑える役目を頭からぶら下がった下顎したあごと歯が受け持ちます。
まるで、高層ビルの制振装置のように揺れる頭をコントロールします。
また、ぶら下がった下顎が揺れる(下顎のスウィング)時、上下の顎に生えている歯が接触することで、頭の揺れのストッパー(スウィング・キーパー)にもなれば、引っ掛かり(スウィング干渉)が生まれて頭の揺れをコントロールできないことも起こります。
揺れがうまく吸収・コントロールされなければ、過剰な運動エネルギーは顎の歪みやズレ、さらには首と頭の歪みやズレとして残ってしまいます。
頭と首のつながりに歪みやネジレが生じると、脳ミソのネジレ(特に下部にある脳幹ネジレ)が生じます。
脳幹は、呼吸、血流、体温など原始的な反応や自律的なカラダの活動をつかさどっていますので、脳幹のネジレは自律神経活動を妨げるさまたげる可能性が高くなります。
また、コントロールが効かなくなった頭は、後ろにそっくり返る位置になったり、前につんのめった位置になったり、左右に傾いてしまったりして、身体全体の姿勢にも影響を及ぼし、首や肩のコリ、猫背や腰痛を起こすこともあります。
過剰な引っ掛かり(スウィング干渉)の治療は、今の顎の位置を診断(顎位診断)し、上下の歯の模型を作り、手に持ってスウィングさせて、干渉している部位を磨くようにシェイピングしたり、適正な顎の位置をカラダにメモリーさせるマウスピース(顎位補正装置)を使ったりと、状況や症状に合わせるようです。
自分の場合には、体温が35度前半と低体温だったのが、1度以上上昇しています。脳ミソが正常に近づいた(笑)表れだと思います。
歯と体のネジレ
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