痛み、シビレは、ヘルニアか!?

「手がシビレるから病院に行ったらヘルニアかもしれないって、
薬出されたから予約キャンセルしていいですか?」
「あら、そうですか。
キャンセルなさるのは構いませんよ。」
「2週間様子を見るから、
その後の日で予約していいですか?」
「ええ。かまいませんよ。」
なんて話なんですが…
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その昔…
(ここから先は、相当省きながらかいつまんだ話になりますが…)
痛みの原因がまるっきり分かっていなかった時代に
ヘルニアの手術をしたら痛みが取れたという事が起きて、
それを機にヘルニアの手術が行われるようになりました。
しかし、予想をはるかに下回る程度しか治らないという事実も起こります。
診断機器の進歩などもあり…
痛みとヘルニアは
ハッキリした因果関係が無い。
は、言い過ぎでも
結局は因果関係がよく分からない。
ってのが最近(ここ10年か20年くらい?)の話のようです。
ところが、
相変わらず病院に行くと
「ヘルニアかも?」、「ヘルニアのようなものかも?」、「軽いヘルニアかな?」
などとよく分からない、
診断とも何とも曖昧なお話になります。
ま、病院を訪れる患者を何とかしなきゃならないので
止むを得ないやり取りかもしれませんが…
で、「何とか薬」をもらって帰ってくるということになります。
大体この手の痛みやシビレは
筋肉・筋膜の障害と考えるのが妥当に思います。
ま、筋肉の疲労ですね。
(この場合の疲労とは、金属疲労とか、そういう組織の疲労の事です)
筋肉疲労の場合の症状が解消されるには、
軽くて3日。
チョットこじれてて2週間。
もう少しこじれてて数か月ってとこでしょうか。
もっとこじれると慢性化…です。
なので、その「何とか薬」を飲みながら2週間我慢してると
何となく治った気になるってとこでしょうか。
じゃあ、なぜ病院で筋肉・筋膜の痛みを診ないのか?
健康保険上の標準治療という流れの中で診なきゃならないからでしょうね。
あとは、患者が納得しないから。
ってこともあるかもしれませんけどね。
ま、どっちにせよ
ヘルニアと痛み、シビレは
因果関係が薄いってことですかね…。
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