硬い腹筋

どこの筋肉も、本来は柔らかくて滑らかなんです。
鍛え上げられた硬い筋肉。
これは全然ダメです。
(でも格闘技とかなら、硬い筋肉は防具になるから大事かもしれませんね。)
WBCで「神が降りてきた」と言ったイチロー選手は以前TV番組中で
「硬い大きな筋肉は必要無い。柔軟な筋肉でいられるようにメンテナンスを続けている。」
と言ってました。
これって、大変なことなんですよね。
使うばかり使ってメンテナンスを怠ると
筋肉はすぐ硬くなっちゃいます。
それは置いといて、
おなか(腹筋)の硬い人ってすごく多いんですよね。
立ち仕事や家事などの運動量が減っているし、
子供なら走り回って遊ぶの機会が減って
椅子に座っている時間が長くなる。
おなかが縮まっている状態です。
筋肉は縮んだ状態を続けるとトラブルを起こします。
トリガーポイントが出来たり
代謝不良を起こして硬く変質したりしちゃいます。
昔は「硬い腹は万病の元」なんてこと言ってたらしいですね。
腹筋にトリガーポイントなどが出来ると
膨満感、やたらとゲップが出る、胃酸がこみ上げる、胃が痛む、
便秘、下痢、腰痛、生理痛、頻尿、内臓痛、原因不明の腹痛、
吐き気や激しい嘔吐、背部痛、浅い呼吸・・・
などが起こります。
腹筋がトラブルを起こして縮まると
不思議とおなかがポッコリ飛び出るんですよね。
トラブルを解消させてあげると
スウッと引っ込むんですよ。
体重が変わらないのにお腹が出てきた、
なんていう方は腹筋がトラブル起こしいるかもしれません。
仰向けに寝て脚を真っ直ぐに伸ばせない、
膝を立てないと仰向けに寝られない、
なんて方も怪しいですね。
両手を重ねて、指の腹で腹筋をセルマッサージしてみると良いですよ。
痛くて出来ない方や、やり方がわからない方は
『腹筋セラピー』をどうぞ!

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