X脚とO脚

月に一度、カラダのメンテナンスに訪れるお医者さんとの会話から。
Dr:「最近の若い女の子達の脚って変じゃな~い?」
リフレ:「ん~っと、どこがですか?」
D:「脚の形がさ。」
リ:「あぁ~。真っ直ぐじゃないってコトですか?」
D:「そうそう。野生動物だったら間違いなく最初に捕まって喰われちゃうよね。」
リ:「そうですね(笑)。走りきれないでしょうね。大腿部が内旋(*1)して、脛骨が内反(*2)していることですね。」
D:「そうそう。上はX脚なのに、下はO脚。あれじゃあ、カラダを支えきれないだろうね。結婚して子供が出来たら、臨月までもつのかな~。」
リ:「脚がそんなだから、当然上の方の姿勢も悪くなりますよね。気が付いて自分で治していく人もいるけど、『私は姿勢が悪いから~。』なんて言いながら放っておく人もいますわね。治せば治るのに…。」
注) *1内旋:モモが内側に回りこんで、膝小僧が内側を向いている状態。
   *2内反:スネの骨が外側に膨らんで湾曲した状態。
【リフレ雑感】
子供の頃からの、
座り方のクセ(ペッタンコ座りなど)、
立つ姿勢(内股でつま先を内側に向ける)のクセ、
座ったり立ったりの繰り返し、
走り回って遊ぶ機会が少ない、
これらの影響で、モモの内側の内転筋群が緊張短縮し
膝小僧が内側を向いたままになっている可能性が大きいでしょうね。
さらに、
運動量が少ないためにつま先が内側を向き、
足の裏が内側に向くように変形したのかもしれませんね。
長い目で見ると、
いずれ短縮しやせ細ったモモ内側の筋肉(内転筋群)が原因で膝が外側に出っ張り、
変形性膝関節症にもなってしまうんでしょうね。
治すには、現在の筋肉の状態にもよりますが、
緊張し短縮した内転筋群が柔軟に活動できるようにし、
併せて下腿の筋群(スネやフクラハギの筋肉)も柔軟に活動できるようにします。
さらに、前に倒れているであろう骨盤が真っ直ぐ立つようにする必要もあるでしょうね。
長年の脚の変形なら、筋肉がそれなりに硬化してるでしょうから
数ヶ月から半年くらいの反復する施術が必要になるでしょうね。
もし割りと早い時期なら、
自分で意識して姿勢を作ることを三ヶ月程度頑張れば治るでしょうね。
早い時期なら、まだ筋肉が柔軟性を持ってるので自分で矯正することが可能なんですね。
もしも、筋肉がスジっぽく硬化していたなら
反復した施術で新陳代謝を促して
柔軟な筋肉に生まれ変わらせなければなりません。
早め早めのお手当てを。

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