股関節臼蓋形成不全

股関節臼蓋形成不全
「ワタシね、股関節臼蓋形成不全なので股関節が痛むんですね。
股関節がはまっているところの屋根の部分が小さいらしいんですよね。
だから痛みが出やすいし、特に疲れが溜まると痛むんですよ。」
(またどこかのお医者様に言われちゃったんだねぇ。
などと思いながらお話を聞いていました。)
「で、どの辺が痛むんですか?」
手で指し示したのは、確かに股関節周辺です。
大腿骨の出っ張り部分(大転子といいます)の前側と後ろ側。
周囲の筋肉が硬くなっていることと、
筋肉の疲労が重なることで筋肉由来の痛みが出ていること。
そんな状態と受け取りました。
かれこれ半年間通われて、殿筋群や股関節周囲の筋肉に柔軟性が出てきました。
硬くなってしまった筋肉が生まれ変わって、正常に動けるようになってき始めています。
(通っている内に筋肉がほぐれていく。
なんて言い方される施術家もいますが、それは間違いです。)
「最近は、施術終わって帰る時に脚がスムーズにあがるんですよね。」
まだ疲労が重なると動きが悪くなったり痛みが出たりしますが、
股関節の動きが回復しつつあり、骨盤(仙腸関節)の動きも正常化しつつあります。
これから暖かくなるとまた一段と調子良くなっていくでしょうね。
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カラダの痛みと、骨格の異常は必ずしも一致しません。
カラダの痛みの大部分は、筋肉由来の痛みです。
筋肉の疲労が原因であったり、異常に硬くなってしまった筋肉が原因だったりします。
カラダの痛みは あきらめなければ なんとかなります。
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筋肉由来の痛みの勉強会です。
◆はじめてのトリガーポイント療法ワークショップ
次回は、4月15日(日曜)開催の予定です。
http://refre-seitai.com/seminar_info.html
◆参考文献の紹介
トリガーポイント・マニュアルI II
トリガーポイント・マニュアルIII IV
トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル
手技療法とオステオパシーにおけるトリガーポイントと筋肉連鎖 (GAIA BOOKS)
はじめてのトリガーポイント鍼治療
系統別・治療手技の展開―感覚器系(外皮)/結合組織/筋系/神経系/関節系
系統別・治療手技の展開 改訂第2版

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