足首が痛い(足首の後ろ側が痛い)

以前から時々お目にかかる症状だったのですが、
中高生の体操選手やバレエ・ダンサーにみられてます。
運動中に足首を深く曲げる(しゃがみ込む動作など)と痛む
アキレス腱(フクラハギ)のストレッチをすると痛む
(伸ばすと痛い)
ダッシュやステップ、ジャンプの着地の時に痛む
など、フクラハギの部分が伸ばされると足首に痛みが出たり
あるいは、足首が深く曲げられない症状です。
(大人の場合、踵を付けたまましゃがみ込むと後ろに転がってしまうなんてこともあります。)
主に、ヒラメ筋の柔軟性が低下していることが多いようです。
痛みを出しやすい状態とも言えます。
さらには、足首の関節(距腿関節=きょたいかんせつ)の小さなズレも伴っています。
スネの骨(脛骨=けいこつ)に対して足の骨(距骨=きょこつ)が前方にズレていて、
本来の、関節内の骨の動きが出来なくなっている状態です。
本来、爪先が持ち上がる動きの時には
スネの骨に対して、足の骨は、後ろに移動することで
深く曲げられるように出来ています。
この場合、足の骨が前にズレて、十分な動きが出来なくなっています。
治療は、ヒラメ筋やフクラハギ表面から深部の筋肉を柔軟にさせ
さらに足首(足関節=距腿関節)のズレを解放させます。
ボキッと関節を鳴らすようなことは一切せずに
関節に一番無理の掛からないポジションを数分間キープすることで
動きの制限だけを取り除きます。
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