足首のこと

足首の関節のことです。
足関節とか呼ばれたり、
解剖学的には距腿関節(きょたいかんせつ=距骨と下腿でつくる関節)と呼ぶ場所です。
下腿にある
脛骨(けいこつ=スネの前方に出っ張ってる骨)という骨と
腓骨(ひこつ=スネの外側にある細い骨)という骨が
足首のところでくっ付いて
その間に足につながる距骨(きょこつ)という骨で関節をつくっています。
さらにその下にカカトの骨(踵骨=しょうこつ)がつながります。
激しい運動やグキッとくじいたり
はいている靴の影響もあるかもしれませんが
案外、ズレが生じていたりする部分でもあります。
距骨が前方にズレてつま先が十分に持ち上がらない。
(背屈制限といいます)
距骨が後方にズレて足首が伸びきらない。
(底屈制限といいます)
などの症状が出ます。
多くみられるのが前方距骨(距骨が前方にズレている)で
大きく前方に変位して(ズレて)いれば
カカトの後ろへの出っ張りが少なくなっているかもしれませんし、
フクラハギの筋肉を十分にストレッチ出来なくなっているかもしれません。
(アキレス腱のストレッチと呼ばれますが、アキレス腱は伸びません。念のために^^)
しゃがみこんだ時に足首が十分に曲がらず
後ろに転がってしまったり、
つま先を外に逃がしてしゃがんだりしてしまいます。
ジャンプの着地がちょっと辛いでしょうか。
前方に変位した距骨の位置を調整することで
障害を取り除き動きを回復させることが可能です。
捻挫癖、くじき癖のある方では
腓骨の膝側の出っ張りが(腓骨頭=ひこつとう と呼びます)
後下方に変位した状態がみられます。
足首がグラグラ不安定になっていたり
反対にスムーズな動きが出来なくなっていたりします。
これも、変位した腓骨頭を調整し
障害を回復することが可能です。
主に、「靭帯性関節ストレイン」というテクニックを用います。
これは、今起こっている変位を強調する方向に力を保持し
障害部位の異常が解放されるのを待ち、
解放されたらゆっくり元の位置に戻すものです。
痛みや無理をかけずに、年齢を問わずに使えるものです。
長年の不具合の解消
ダンスやスポーツの不具合の解消
バレエダンサーの問題に対処するアンデオール整体でも使っています。
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