顎関節症予備軍

「センセ、ワタシねぇ、疲れてくると顎の関節痛くなることあるんですよね。これって、『顎関節症』なんですか?」
「うん。『顎関節症』ってのは、関節自体に問題がある関節の病気だろうから、違うんだろうね。」
「だって、顎の関節が痛いのが『顎関節症』何でしょ?」
「でもね、関節が悪かったら、疲れていようが疲れていまいが痛いんじゃないの?」
「あぁ、そうか。そうですよね。じゃあ、ワタシのは何?」
「これはね、顎の関節を開閉する筋肉に問題が起きて痛みを出してるんですよね。だから、疲れると痛みが出る。しかもその痛みは、関節部分に感じるんですよね。」
「あっ、そうか!疲れるのは筋肉ですもんね。」
「そうそう。例えば仕事中の緊張で噛みしめるとか、力仕事で噛みしめるとかね。で、疲労した筋肉が痛みを出す。でもね、それを放っておいて、関節自体に無理が掛かりっぱなしだと関節が擦り減ったり変形したりするからね。疲労だからって放っておいちゃダメなんだよね。」
「そうですよね。関節自体が悪くなったら元に戻れませんものね。」
顎関節周囲、顎の下、側頭部の筋肉が顎関節の開閉に関係しています。
それらの筋肉が疲労し機能異常を起こすと、顎関節周辺の痛みとなります。
早めに対処することで顎関節症の予防が可能になります。
対処は、頭顔筋セラピーで可能です。
   → 頭顔筋セラピー施術の一例
関節自体が病気なる前に^^