骨格医者に惑わされ

「センセ、実はウチの子がね、こないだアイスバーンになった駐車場で転んで膝を打ったんですよね。あまり痛がるもんだから病院で診てもらって骨には異常がなって言われてたんですよね。それから1週間くらいになるんだけどまだ痛いって言うもんだからMRI撮ったんですよ。そうしたら骨に影があるもんだから「骨挫症」なんて診断されたんですよ。骨って出血するんですかねぇ?一回診てもらえます?」
「ええ、良いですよ、後で連れてきて。しかしねぇ、『骨』が挫傷する前に、『筋肉』が挫傷するんじゃないですかねぇ。」
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ぶつけた後は内出血のように色が変わってたらしいです。
それが引いたもんだから『骨』を診るお医者さんは『骨』を診るんでしょうね。
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「どれ診せて。どうすると痛むの?」
「階段の上りとか、膝を押すと痛い。」
「なるほどね。下りはそれほどでもないかな?そうだね。ええっと、これ押すと痛いのかな?」
「あぁそれそれ。そこが痛い。」
「じゃあ、こういう風にすると痛みが消えたかな?」
「うん。痛くない。」
「じゃあ、2分くらいこのままだよ。」
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「はい。ゆっくり戻すよ。どうかな、痛いの消えたかな?」
「あ、痛くない。」
「あとは、こことここだね。」
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「どうだい?」
「あはは。痛くない。全然平気。ほらこんなに曲げられるし。」
「良かったね。でもね、明日一杯くらいはおとなしくしててね。それで痛みが出なければもう大丈夫だからね。」
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太ももの筋肉の、大腿四頭筋ひとつで外側広筋が傷ついて痛み物質が溜まり、痛みを出してました。
その悪い物を筋肉の外に洗い流して痛みが消えます。
その後数日かけて修復完了すればOKです。
痛いところを触れば分かるんですけど、画像だけで診断する人にはわからないでしょうね。
こうして骨格医者に惑わされるんでしょうね、きっと。。。

疲労

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