2012年10月被災者支援活動の速報
10月6日(土曜日)気仙沼市港町にある気仙沼ホテル観洋を会場として
ヒューマン・ケア心の絆プロジェクト2012
が開催され、健康チェック・健康アドバイスを行なうスタッフの一員として参加してきました。
(このプロジェクトは、医療関係者を中心としたボランティアプロジェクトで
昨年からいくつかの被災地で行なわれています。)
5日(金曜日)午前中のみ開院し、午後から集合場所である仙台市を目指して移動しました。
移動は、空路で千歳から羽田、新幹線で東京から仙台へとなりました。
医師、看護師、作業療法士の方々と5名のチーム。
改装が終わった東京駅にて。
午後10時頃仙台に到着し、その後30分ほど明日に向けてミーティングを行ないました。
翌6日(土曜日)は、午前6時過ぎ仙台駅に集合し
バスで約3時間ほどの移動で会場入りしました。
会場のホテル入り口に張り出されたポスター
チームリーダーの医師。
チームで揃えた「一人ずつ一歩ずつ」Tシャツを着て活動します。
現地スタッフや他のブースの方々とのみぃーティング後会場オープンです。
会場内の様子。
8名ほどの方々のお話を伺い、身体を診させて頂きました。
午後5時閉会後、チーム反省会の後に5月にもお邪魔した陸前高田市の仮設住宅を訪問し、
気仙沼に戻って宿泊しました。
6日(日曜日)午前7時半、次の訪問地である釜石市の仮設住宅を目指します。
途中、陸前高田市の奇跡の一本松、解体工事が始まる陸前高田病院など見学しました。
モニュメントなるべく伐採された松の根元とその向こうにある枝も無い松の木。
午前10時頃、釜石市の仮設住宅へ到着。
仮設住宅を案内していただきました。
間取りは、玄関に連続してキッチン+トイレ+ユーティリティースペース、その奥に4畳半が二間。
自分自身のことで精一杯だった被災者の方々も
少しずつ周囲にも目を向けられようになってきている様子なので
他者を救う方法の一つである心臓マッサージの概要を講習しました。
説明を行なう医師とモデル役の作業療法士。
時間が無いので、背中を診させて頂きながら話を聞いて頂きました。
5月にお会いした時よりも、皆さんの笑い声のトーンが上がったように感じます。
そのこと自体は喜ばしいことですが、こういう場に出てこられずに鬱々とした方がいらっしゃるのも現実です。
突然重い病気にならないとも限りませんので、来年の春くらいまで体調管理をしっかりして頂きたいと思います。
気仙沼市で新たに発刊された震災記録の写真集など。
新たに発刊された震災記録写真集を待合スペースに置いてあります。