VDT症候群

医療系メールニュースで取り上げている、VDT症候群(パソコン病。VDT=情報端末機器)より。
長時間のパソコン作業などが原因で身体に不調が現れる症状全般をVDT症候群(パソコン病。VDT=情報端末機器)と呼ぶようになったらしいです。
本文中には、「頸肩腕症候群は、VDT症候群の基本となるものだ。」ともありました。
頸肩腕症候群の症状は、
首と肩に特に強い痛みが出て、腕から全身にかけてこりや痛みが生じる。
腕や手先にしびれがあり、疲れやすく、倦怠感(けんたいかん)も伴う。
瞬発力が低下して、握力と背筋力の低下が目立つ。
こりや痛みのあるところを、マッサージしたり湿布を張っても一時的な効果しかなく、とにかく休むしかない。
血行をよくするための軽いストレッチはいいが、激しい運動は逆効果になる。
精神的、肉体的疲労と違い、神経疲労のため気がつきにくい。
ともありました。
記事内容に異議がある(笑)ので、自分流に少し解説しようと思います。
まず、「○○○症候群」ですが、
これは医学的によく分かっていないけど似たような症状のものを集めてとりあえず一括りにして考えましょう。
って時に使う呼び名なんですよね。
つまり、原因不明。。。
というか、「見逃されている原因=筋肉の異常」じゃないでしょうか。
首、肩、腕や背中の筋肉が、同じ姿勢を続けるという、
非常に筋肉の負担となる行為をした結果だと思われるんですよね。
某CMで柳場さんが「固まった!」って言ってるヤツですね^^
>頸肩腕症候群の症状は、
首と肩に特に強い痛みが出て、腕から全身にかけてこりや痛みが生じる。
腕や手先にしびれがあり、疲れやすく、倦怠感(けんたいかん)も伴う。
        ↓
筋肉が疲労して傷付いて、こり固まった。
こり固まった筋肉がスムーズに治れなくて、トリガーポイント(痛みの引き金になる状態)になってしまう。
そのトリガーポイントが原因で、首や肩の痛み、腕や手先のシビレ、倦怠感の症状が出る。
>瞬発力が低下して、握力と背筋力の低下が目立つ。
こりや痛みのあるところを、マッサージしたり湿布を張っても一時的な効果しかなく、とにかく休むしかない。
血行をよくするための軽いストレッチはいいが、激しい運動は逆効果になる。
       ↓
トリガーポイントのある筋肉は充分な活動が出来ないので筋力が弱まります。
また、ピンポイントでトリガーポイントを治療できないと症状は解消しません。
軽いストレッチで血行を改善すると治療効果を期待できますが、
疲労して傷付いた筋肉をさらに運動させても悪化するだけですよね。
>精神的、肉体的疲労と違い、神経疲労のため気がつきにくい。
       ↓
コメントをもらった先生が神経内科だから「神経疲労」なんでしょうかね。。。
精神的(迫りくる仕事)な筋緊張、肉体的(姿勢や動作)な筋緊張、だと思うんですけど。。。
緊張を強いられているから、気がつきにくいし、無視せざるを得ない。。。
なんて状況じゃないでしょうか。
ところでこのパソコン病は、整体業界では日常的に扱っていることのように思います。
筋肉の疲労や痛みを理解している整体院で解決してもらえると思いますけどね。