ろくな所に当たらない

「もう毎晩足がつって寝られないんだよな~。」
「足のどこがつりますか?フクラハギ?」
「いや、モモがつるんだよ。内モモが!」
「いや~、それは痛いでしょう。」
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「筋肉に、指で押すと痛みを感じるところがあって、それが原因だから、それを取ってきますよ。」
「イデデ、そこは痛いわ!」
「これが原因だから、これ取りますよ。」
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「いや~、俺もいろんなとこ行ったけど、こんなやり方するとこ無かったよな~。やってる最中に痛みが取れるのは初めてだ。これなら痛いの取れるわ。自宅近所で良いとこ無いかと探して歩いたけど、ろくなとこに当たらんかった。これからも頼むわ!」
今まで受けてこられた施術は「痛み」を取るものではなく
ホントに「慰安」目的のマッサージだったんでしょうね。
症状によっては、ちょっと触られただけで「痛い」と感じる場合もあり、
理解してもらえないと「痛くされた!」と勘違いされる事もあります。
「触れられただけで痛みを感じる」状態なのと、「なんだか分からないけど痛くされた」は大違いなんですけどね。
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数日後の予約を頂き、2回目の施術
「夜中に足つるのはいかがですか?」
「あ? あ~、それは無くなった。今日は腰が痛いんだよな~。」
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「あっ~、そこは痛いわ!」
「この押されて痛いとこが原因ですから、これ取りますからね。」
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3回目に頂いた予約は・・・
きっとどこかで施術を受けながら
「こないだ行ったとこで、とんでもない目に遭ってさ。」
とか言ってるかもしれませんね(笑)

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