筋肉が病気になるということ

筋肉は病気なるでしょうか?
一般的には、
断裂、損傷などのケガ
そうでなければ、運動後の筋肉痛
または、コリ
コリが進んだ痛み
こんなところでしょうか。
筋肉に限らず、細胞が活動するということは
エネルギーを消費し(エネルギー代謝)、
新しい細胞に生まれ代わっていく(新陳代謝)
という事です。
日常の姿勢や動作が原因で筋肉に緊張状態が続くと
エネルギー代謝や新陳代謝後に出た老廃物が
スムーズに排出できずに筋肉内に留まります。
この状態が筋肉の「疲労」です。
活動中に出来た疲労が
その日のうちに解消できれば問題は起こりません。
ところが、解消されない疲労が残り
その疲労が蓄積されて取れなくなると
コリ感や違和感、さらには痛みへと症状が進行します。
その異常な症状を我慢していると
筋肉の代謝が著しく阻害され
硬くスジっぽい筋肉へと変質していきます。
この状態では、
筋肉が非常に疲労しやすく
慢性的な疲労感や
慢性的な身体の痛みとなって現われます。
病気の状態と言えるかもしれませんね。
ただし、一般的な西洋医学では、筋肉は疲労しても病気にはならない事になっています。
「筋肉の疲労」が研究対象になっていなかった現実があります。
でも少し考えて下さい。
暴飲暴食をすると胃腸が病気なります。
これは暴飲暴食による胃腸の疲労ではないでしょうか?
筋肉だけが、そんなに都合良く疲労しないのでしょうか?
疲労しすぎた筋肉が病気なるという考えはおかしいのでしょうか?
疲労し傷んだ胃腸は、負担の少ない食事で解消していきます。
胃腸の細胞は新陳代謝が非常に早いので
その修復も早く終わります。
一方筋肉は新陳代謝が非常にゆっくりです。
修復には数ヶ月単位で時間が必要です。
日々の疲労を素早くとるようにし、
新陳代謝がスムーズに進むような環境を作ってあげます。
セルフマッサージやストレッチも有効です。
毎日の洗顔や歯磨きのように日々筋肉をケアすることが必要です。
自分で出来る範囲は自分でやるようにし、
自分の手の届かないところや深部の筋肉は
プロの手を借りる事も必要です。
数ヶ月という時間が必要なので
あきらめず、負けず、我慢せず、希望を持って
取り組む必要があります。

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