テニスボール・マッサージ【頭・首・肩~その2】

一般的な肩こりから、首肩の痛み、肩甲骨周辺の痛み、後頭部の痛みなどに効果。
【必要なもの】
1.テニスボール 1個。
2.硬い壁、もしくは床に敷くマット。
  (壁にもたれる方法なので、薄く柔らかい壁だと、穴が開くなど壊す恐れがありますので…^^;)
【方 法】
1.壁に背を向け、壁から20㎝前後離れて立つ。
2.軽く膝を曲げて腰を少しだけ落とし、肩甲骨の内側(背骨と肩甲骨との間)にボールを当て、
  背中と壁でボールを挟む。
3.膝を曲げ伸ばしすることで、ボールの当たる位置を微調整し、
  ボールが当たって痛みを感じるポイント、痛気持ち良いポイント、
  ビリビリやジーンと響くポイントを探す。
4.そのポイントにボールを当てたまま、動かずに5秒程度から数十秒程度、位置をキープする。
5.痛みの感覚が薄らいできたら、背中の真ん中くらいまでの範囲で他のポイントを探し、
  同様にボールを当てる。
【注 意】
1.ボールが当たることで痛みを感じるポイントで、ゴリゴリ動かず、ジッとしていること。
2.適当な壁が無い場合や、膝曲げ伸ばしがツライ場合には、
  床に仰向けで寝転んで、同じ要領で行なう。
3.左右を別々に行なうこと(ボール2個で左右同時に行なわない)。
4.数分以上同じポイントにボールを当て続けると、新たな痛みの原因になる恐れがあります。
  (寝転んで行なう場合には、ボールを当てたまま寝入らないようにして下さい。)
【応 用】
1.背骨のキワや、肩甲骨の上など、範囲を広げ行なう。
2.首から肩に続く斜めのライン(僧帽筋の上縁)では、ボールを当てている反対側の手指で、
  前側(鎖骨の上方)から押さえて、ボールと手指で僧帽筋を挟むように行なう。
3.足の位置(立ち位置)を壁から30㎝程度に離すと、
  背中の上の方の丸みに合わせ易いかもしれません。
【禁 忌】
1.重度の骨粗しょう症など、骨の強度に不安のある方は行なわない。
2.最近、手術や外傷をされた方は行なわない。
3.転落やムチ打ち損傷などの急性期は行なわない。
4.ヘルニアなど背骨の病気を疑われている方、
  脊髄などの病気を疑われている方は行なわない。
5.その他、体調に不安のある方は、主治医にご相談下さい。
疲労回復やツライ肩の痛みなどに効果がありますので、お試し下さい。

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