ムチ打ち症

先日、自動車任意保険の更新があって、説明の中で『ムチ打ち症』が担保されないようになるとのことでした。
痛みはあるけど原因や程度が特定され難く、他人には理解してもらえない場合が多々あります。
交通事故などで『ムチ打ち症』と診断されたり、実際に後遺障害で辛い思いをされている方も多いと思います。
『ムチ打ち症』は、前後方向に向いていた力が衝突で突然停止し、上下方向の力に変わることで、身体に強い衝撃が加わることで起こります。
例えば停車中に後から追突された場合、後からの力が身体に対して上下に2分された力となり頭部や腰部に加わります。
その時に主に傷めるのは、筋肉などの柔らかい組織です。
筋肉に強い衝撃が加わり損傷し、代謝不良を起こして組織変化します。
そのために身体中に痛みが出ることとなります。
一方、病院などでは骨などの頑丈な組織しか診ませんし治療しません。治療方法を勉強していないし知られていないという現実もあります。
レントゲンなどでは骨しか写らず、筋肉は触診でなければ理解できません。
今の医療制度では筋肉は治療対象となっていませんし、筋肉の病変もほとんど理解されていません。
そのために半年以上経過しても痛みの取れない方が大勢いらっしゃいます。
対処法は、筋肉の代謝不良を改善し、柔軟な状態に生まれ変わらせることです。
日々新陳代謝で生まれ変わろうとしている筋肉の邪魔(疲労)を排除し、スムーズに生まれ変わらせることです。
数ヶ月から半年程度、状態によっては数年必要になる場合もあるようです。

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