筋肉の疲労が痛みに変わる

同じ動作の繰り返し
同じ姿勢の継続
急激な動作
外からの衝撃
こんなことで筋肉は疲労します。
筋肉に疲労が蓄積すると、弛緩するのに必要なエネルギーが足りなくなり、
筋肉は縮まったままの状態を続けます。
更にこの状態が続くと、筋肉内の組織が変性しシコリのような状態になります。
その組織を修復するために炎症性の物質が生まれ
エネルギー代謝や新陳代謝が妨げられ悪循環となり
痛みを発するようになります。
この痛みを発する点がトリガー・ポイント(発痛点)です。
トリガー・ポイントが活発に働くと痛み(ジクジクから激痛まで)、シビレ(チリチリからジンジンまで)、熱感、冷感など不快な症状が生まれます。
また、多くのトリガー・ポイントによる症状は関連痛として現われます。
つまり原因部分と症状部分が離れています。
例えば、モモの外側やスネの外側に出る痛みが
お尻の筋肉に出来たトリガー・ポイントによるものだったりします。
(坐骨神経痛と間違われる症状です)
慢性症状なのか急性症状かで治療期間は異なりますが、
トリガー・ポイント部分へ直接対処し、代謝を向上させることで解消させます。
症状を感じている部分ではなくて、症状を生み出している部分への直接攻撃ですね。

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