育児中の腱鞘炎

出産されて日が経つにつれて
手首や親指に痛みが出ちゃったお母さんがとても多いですね。
医療機関に相談すると「腱鞘炎」と診断されて、
手首や親指にサポーターや装具を装着する。
腱鞘炎
それで痛みが引けばいいけれど、
結局やっぱり痛みはある。
でも赤ちゃんは待った無し。
そのような方も非常に多いと思います。
そもそも、なぜ手首や親指が痛くなったのでしょうか?
痛みが出た原因は、
避けられませんが赤ちゃんを抱っこすることにあります。
抱っこする若いママ
型の付け根から腕に続く三角筋の筋膜
(詳しくは、僧帽筋や大胸筋の筋膜から続く三角筋筋膜)が、
上腕から前腕、さらに手の指へとつながっていますし、
深いところの筋膜は上腕の屈筋(力こぶの筋肉)を経て親指につながります。
三角筋は疲労しやすい筋肉と言われていますし、
抱っこすることで上腕の力こぶ筋も疲労してしまいます。
疲労して緊張が高まることで
手につながる筋膜を引っ張って
手首や親指に痛みを生じさせます。
胸や背中、肩から腕の筋肉・筋膜をリリースるることで
手首や親指の痛みを緩和することが可能になります。


文責:白幡克治 整体師

略歴:1958/07/21生 札幌市出身
2000年 ナショナル整体学院札幌校卒業 同校認定整体カイロプラクティック師。
卒後、同校の直営治療院長、同校講師、総務部長を歴任する。
2003年8月 痛みの解決を目指す整体師としてリフレ宮の森を開院する。
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