評価と効果

施術では、まず訴える痛みに対する評価を行います。
問診で、
1.どこに痛みを感じるのか?
2.痛みが強くなるのはいつか?
3.どうした時に痛みを感じるのか?
4.楽になる姿勢や動きなどがあるか?
などを伺います。
さらに、出来るだけ具体的に伺います。


1.部位名で聞きとるのではなく、手で指示して頂きます。
なぜなら、ご本人が考える部位名と解剖学的な部位名が一致しない場合が多々あるからです。
例えば腰が痛むとの訴えでは、背中の下の部分、腰椎の部分、仙骨の部分、骨盤(コシボネと呼ぶ場合があります)の部分などがあり、股関節では、後ろなのか前なのかで違いますし、膝でも前なのか後ろなのかで全く変わります。
2.痛みが強くなるのは、朝のうちで特に寝起きであったり、反対に夕方に痛むでは、全く変わります。
3.じっとしていても痛む、立ち上がる時に痛む、寝ると痛む、階段の上りと下りで痛みが違う、それぞれ変わります。
4.腰痛などでは、真っすぐになるのが楽、丸まるのが楽、右に回せるけど左に回すと痛むでは原因が変わります。
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さらに、膝の前方が痛むとしても、実際に痛みを出しているところ(痛みを拾っているところ)はザックリと5ケ所以上考えられます。
その中から、一番怪しいところを操作して痛みに変化が出るかどうかを確認します。
その際に、できるだけ正直に変化があるかどうかを伺います。
変化がさほどなくても良くなった言われる方もいらっしゃいますので、正直に変わりがなければ変わらないと言っていただくようにします。
なぜなら、複合的に原因が重複している場合もありますので、何度か違う操作を行う場合もあるからです。
それぞれの痛みの原因が高確率で特定できれば、その後の効果の持続や、ご本人もなぜ痛むのか、どうしていけば痛みが出にくくなるか、など納得しやすいかと思います。
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カラダの痛みは組織の損傷、機能障害、蓄積疲労によるものです。
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文責:白幡克治 整体師

略歴:1958/07/21生 札幌市出身
2000年 ナショナル整体学院札幌校卒業 同校認定整体カイロプラクティック師。
卒後、同校の直営治療院長、同校講師、総務部長を歴任する。
2003年8月 痛みの解決を目指す整体師としてリフレ宮の森を開院する。
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