連続する小さなムチ打ち

前回の記事では、突然起こる衝撃がムチ打ちを引き起こすという事を紹介しました。
今回は、衝撃は小さいかもしれないが日々連続するムチ打ちを考えてみたいと思います。
そうです、またの話です(笑)
立っている時にカラダのてっぺんで揺れる頭。
その頭の揺れをコントロールしているのが、頭からぶら下がって揺れている下顎です。
互いに揺れ合いながら、頭とカラダが倒れないようにコントロールしています。
互いに揺れ合う中で、適切に歯が接触することで揺れの歯止めになります。
不適切な接触があると引っ掛かり、接触がなければ揺れ過ぎてヒネリが生まれます。
引っ掛かりやヒネリは、顎のズレと同時に首にせん断力や回旋力を伝えます。
日々この力が連続することで、首の組織から水が絞られムチ打ちが生まれます。
連続する小さなムチ打ちです。
運よく適正な歯の治療で症状の歯止めができると症状はやがてなくなるでしょう。
運が悪ければ、首のムチ打ちはやがて全身へと広がっていくかもしれません。
背骨がひねられると椎間板ヘルニアが起こるかもしれません。
筋肉筋膜などの組織から水が絞り出されて、慢性疲労症候群、脳脊髄液減少症、線維筋痛症など、いまだ解明できない症候群の原因になるかもしれません。
歯は、病気への歯止めになっているのかもしれませんね。
慢性痛
ムチ打ち 噛み合わせ 整体

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