靭帯が緩む~筋・筋膜リリース

運動時にひねったり
段差で躓く(つまづく)などで
激しく挫いた(くじいた)場合に
関節が不安定になって
「靭帯が緩んだ」
と言われる場合があります。
多くの場合、
靭帯がある関節包(関節全体を包んでいるもの)は
伸びて緩むものではなく
大きな力が加わると切れてしまいます。
それでも「緩んだ」とされるのは
関節両側の骨の位置関係がズレて
靭帯の引き締まった側と
靭帯の緩んだ側ができるからです。
関節の曲げ伸ばし(屈伸)の方向だったり
左右から関節を支える方向だったりしますが
より引き締まった側が正常(健側)で
緩んでいる側が異常側(患側)となります。
治療は、今起こっているズレを強調する方向に動かして
靭帯の緊張バランスが取れるポジションを作りキープします。
この関節位置は、ケガを負った位置でもあり、
ポジションをキープすることで
異常が起きている筋肉・筋膜リリースされます。
リリースが起きたのち
ゆっくりと関節をもとに戻すと
正しい位置に関節がおさまり
痛みや動きの制限も解放されます。
引き伸ばすだけが筋・筋膜リリースではなく
施術中に痛みを感じることなく解放(リリース)される
このような筋・筋膜リリースもあります。
バレエ 捻挫 筋膜リリース
バレエ 捻挫 筋膜リリース

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