顎関節症には

Wikipedia(ウィキペディア)によると
  顎関節症(ウィキペディア)≫≫
顎関節症とは、顎運動障害、顎関節痛や関節雑音が単独もしくは複数合併して発現する(これを顎関節症の主要3症状と呼ぶ)。
とあります。また、分類すると
主病変が咀嚼(そしゃく)筋障害による「筋性」と、顎関節(下顎窩、関節円板、下顎頭、関節包)障害による「関節性」の二つに大別される。
となるそうです。
20歳代から30歳代の女性に好発する。ともあります。
もう少し平たく言うと
20歳代から30歳代の女性に多く見られ、大きく口を開けられないとか、顎関節(耳のすぐ前方にあります)に痛みがあったり、口の開け閉めの時にカクンと音がする状態。
ってことになりますか。
実際に頭顔筋セラピーを受けられた方に見られるのは、咀嚼(そしゃく)筋(開ける筋肉と閉める筋肉)自体に問題が起きている方が多いのですが、中には、背中の筋肉(僧帽筋下部線維など)や首の筋肉(胸鎖乳突筋など)が大元の原因となっておられる方もいらっしゃいます。
日常の姿勢によるストレスが、最終的に咀嚼筋に無理を掛けて顎関節に症状が出てしまう。
時には、心理的なストレスが直接咀嚼筋にストレス(過剰な緊張)を与えてしまう場合もあります。
(我慢する、意気込む、決意するなどで最初に緊張が高まるのは咀嚼筋の一つである咬筋です。)
ストレスを受けた咀嚼筋の緊張が高まりすぎて異常な状態(トリガーポイントの発生)となり、額関節の動きを邪魔したり、痛みを出したりします。
関連する筋肉の異常に対処することで、痛みや異常音の無いスムーズな開口が可能になります。
また、顔面の筋肉がスムーズに働けますので、表情がナチュラルになり浮腫みなども起こりにくくなり、フェースラインもスッキリする場合もあります。
(肩こりなどが日常的にある方は、整体の施術に頭顔筋セラピーをプラスするのがオススメです。)
頭顔筋セラピーの施術例
余談:口腔熱感症は、咀嚼筋のトリガーポイントによる異常感覚(痛みや熱感など)によるものの様な気がしますが、いかがでしょうか。。。