ポワントで立つために必要なこと

スムーズに足首が伸びない。
(甲が出ない)
すぐ疲れてポワントで立てない。
どうしても膝が伸びきらない。
などなど。
ポワントを履き始めたお子さんたちが
最初に出会う壁でしょうか。
悩まれるお子さんとお母さんがいらしたりします。
ポイントシューズ
「ところで、ポワントで踊ることって
何を表現しているか知ってる?」
お子さんとお母さんが顔を見合わせて「?」
「ポワントで立つって、200年くらい前に編み出されたらしいんだけど、
『妖精』を表してるんですって。」
「えっ、妖精ですかー。」
「そうそう。だから、
フツーの人間を越えないと
妖精にはなれないんですよ。」
「・・・」
「フツーの子は爪先で立ったりしないでしょ?
つま先で立つには、とっても努力が必要なんですよ。
指先や足裏やフクラハギやスネの筋肉を鍛えて、
フツーの人間を越えないと妖精にはなれないんですよ。」
「そうなんですね!地道にトレーニングしなきゃいけないんですね!」
「そうそう。すぐパッと効果が現れなくても、
だんだん出来ることが増えてきますよ。」
「そうなんですね!」
「ちなみに、関節自体は柔らかいんですよ。
ただ、柔らかいままだとカラダにとってはすごく危険なんですよ。
だからカラダは関節周囲を固めて守ろうとするんですよ。
だから表面的には関節が固く感じるんですよね。
トレーニングして筋肉で関節を支えられるようになったら
カラダは固めていたのを解除してくれるから
強く柔らかくなれるんですよ。」
「そうですか!柔らかいんですね!」
「トレーニング次第で柔らかくなりますからね。
目指せ妖精!」
整体院だからって無理やり関節を柔らかく出来るわけではありません。
本来持っている柔軟性を引き出すことはできますが
本人の努力なしでは前には進めません。

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