筋膜への施術

ここ数年で筋膜リリースという言葉を目にする機会も増えたように思います。
が、結局は何?
っという方の方が多いとも思います。
施術を受ける側はもちろん
施術者側でもよく分からないでいるかもしれませんからね。
筋膜は皮膚の下にあって
全てを区切り、なおかつ結び付けている
主にコラーゲンで出来ている
半透明な薄い膜構造です。
その膜と膜の間は
「基質の水」によって潤されていて
とても滑らかに滑りあいます。
運動による熱や炎症による熱
代謝不良などで基質の水が抜け
隣り合う膜同士の潤いがなくなり
摩擦が増えると癒着やネジレが起きて
動きの制限が生まれます。
その動きの制限されている
密度の高くなった筋膜に
何らかの施術を加えて
制限を解放することが
筋膜リリースになります。
簡単に言うと
水が抜けて固まったところに
水を誘導して潤すことです。
〇〇はがし
ではありませんよ(笑)
皮膚のすぐ下にある皮下脂肪の層である浅筋膜や
その下層にあって筋肉の外側を覆っている深筋膜
各筋肉の間にある中隔など
それぞれの筋膜によってアプローチは変わりますし、
全身的に筋膜のつながりをとらえる必要もあります。
最近読んだ「閃く経絡」では、
発生学的な考え方で筋膜と臓器のつながりを解いていました。
興味深いですね^^

筋膜を意識した施術の勉強会
次回は、11月18日(日曜)10時から13時
下肢へのアプローチになります。
下肢各部の痛み
関節の可動制限
などを予定しています。
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筋膜リリース 札幌

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