伸びすぎた膝

真っすぐに伸びた膝。
これは美しい。
伸びすぎて後ろに引き込まれた膝。
これもまた、美しい…でしょうか?
トップダンサーの画像を見ると
伸びすぎて反対(うしろ)に曲がりそうな膝になってたりしますよね。
でも、この状態は異常なんですよ。
反張膝(はんちょうしつ)とか過伸展と呼ばれ
関節が伸びすぎた異常な状態です。
生まれつき関節が緩くてなる場合もあると思いますが、
足首のズレが原因で重心が後ろに移動し
結果として膝を伸ばし過ぎてなることもあります。
この状態は異常なので痛みなどが出ることがあり、
症状としては、
膝関節の奥の方の痛み
膝を曲げずらい(寝起きや長座の後)
膝が後ろにどこまでも行きそうな感覚
などで、
前十字靭帯や後十字靭帯に無理がかかっていることが多くみられます。
また、踊っているときに
「膝の関節に乗っている」かもしれませんね。
お子さんの内は柔軟性があるから
痛みなどは出ずらく気が付かないかもしれませんが
早めに治してあげたいものです。
ペッタンコの靴を履くとつま先を外に向ける。
(つま先が正面だと足首が曲がらないのでつま先を外に逃がすため)
ヒールのある靴を履きたがる。
しゃがむと後ろに転がる。
などがあれば
足首がズレているかもしれません。
こんな時に役立つエクササイズを以前紹介しています。
  足首が曲がらない≫≫
zenpoukyokotu_strech_1.png
その他のメンテナンス方法も一緒に掲載した冊子
「ダンサーのためのセルフボディメンテナンス」
もあります。
  リフレ宮の森ウェブショップ≫≫
バレエ 反張膝 整体

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