北海道直立歯科医学研究会12月例会

北海直立歯科医学研究会12月例会に出席してきました。

9月28日に東京工業大学で開催された
日本直立歯科医学研究会全国大会で発表させて頂いた
「歯科医療と手技療法と自然治癒力」という
自分の治療体験とそれにともなった考察の
「解説」をして下さいということで
「体温」のことや「筋膜構造」のことをお話しさせていただきました。
道内各地の先生方はもとより
遠く広島県からいらした歯科医師もいらっしゃって、
毎回、その熱意に圧倒されそうになります。
その中で
ある年齢になると背中が丸まってくるのは何故か?
整体の立場からはどうなのか?
との質問をいただいて
「噛み合わせが下がるからではないでしょうか?」
と返答したところ
「何でも歯科のせいにしないで、答えてよ。」
なんて場面もありました。
実際のところ
元々立って歩きまわるように作られているカラダですが
現代は、圧倒的に座っている時間が多くなっていること、
カラダを動かす時間が圧倒的に足りていないこと、
があげられるでしょうか。
カラダを形作っている筋膜構造は
常にテンションが掛かれば伸びて固定されるし
常に縮んでいれば縮んで固定されます。
座る姿勢で固定されるということになるでしょうか。
これが、カラダを丸める力の一つかもしれませんし
最近聞く言葉「フレイル」の原因の一つかもしれませんね。
予防は、せめて「立って、歩く」、
週に一日は「何らかの運動をする」
ということでしょうね。


文責:白幡克治 整体師

略歴:1958/07/21生 札幌市出身
2000年 ナショナル整体学院札幌校卒業 同校認定整体カイロプラクティック師。
卒後、同校の直営治療院長、同校講師、総務部長を歴任する。
2003年8月 痛みの解決を目指す整体師としてリフレ宮の森を開院する。
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