正月の読後感 その3

「ポリヴェーガル理論」って聞いたことがあるでしょうか?
「多重迷走神経理論」とも言いますね(余計分かりずらいでしょうか?)。
「自律神経」という言葉は聞き覚えがあると思います。
興奮性の交感神経
沈静系の副交感神経
という2分類(ザックリな言い回しですが)になってますが、
副交感神経をさらに分けて「迷走神経」という言葉を用いて説明した理論になります。
迷走神経には
脳幹の前側から出ている腹側迷走神経と
納竿の後ろ側から出ている背側迷走神経があり、
腹側迷走神経は、「他者とのつながり」に関連し
背側迷走神経は「休息と消化吸収」に関連します。
交感神経は、外からのストレスに対抗する反応として
「逃走(逃げる)」と「闘争(闘う)」があります。
そして、「逃走と闘争」がうまくいきそうにない場面
例えば、死にそうになるとかの場面では
背側迷走神経が働いて「フリーズ(凍りつき)」が起こります。
バタバタ騒がないでジッと災難が通り過ぎるのを待つ
超省エネ運転状態ですね。
「安心のタネ」の育て方 浅井咲子著 では、
背側迷走神経を「バックスイッチ」
腹側迷走神経を「フロントスイッチ」
と呼んでいます。

「凍りつき」モードにならないように
「バックスイッチ」と「フロントスイッチ」が安心して働けるように
体の機能が正常化し
他者ともストレスなく繋がれるように
「安心のタネ」を育てるワークが紹介されています。
さんざん煽られて恐怖心の中での生活
胃腸の機能や心の安定が削がれ、
マスクで他者との隔壁を作って繋がりを排除し
ひょっとしたら家族間にも意見の断絶が生まれ
安心できる場所が見当たらない
という方もいるかもしれません。
そんな時に、
この中で紹介されている簡単なワーク(本当に簡単です)を繰り返すことで
「安心のタネ」を育てることが役立ちそうです。
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文責:白幡克治 整体師

略歴:1958/07/21生 札幌市出身
2000年 ナショナル整体学院札幌校卒業 同校認定整体カイロプラクティック師。
卒後、同校の直営治療院長、同校講師、総務部長を歴任する。
2003年8月 痛みの解決を目指す整体師としてリフレ宮の森を開院する。
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