腰椎分離すべり症-2

「やってもらったあと何日かは調子いいんだよねー。でも、まただんだん痛くなってくるんだわ。」
と言ってた年配の女性。
何十年も前に腰椎分離すべり症の診断を受けたけど手術を拒否し続けてたそうです。
5回目の来院くらいから筋肉の反応が出てきて楽な日数が増えてきました。
「なかなか治らないね。やっぱり分離すべり症だから手術しないと治らないのかねぇ。」
「何十年も続いた腰痛が、そんなに簡単に治ったら、それこそ変ですよ。」
「でもね、してもらった後は全然痛くないんだよね。それがずうっと続けば良いのにさ。」
「痛みを出してる筋肉が調子を取り戻せば、痛みが無くなるんですよ。」
「何さ。そうしたら分離すべり症はどうするのさ。」
「それはそれ、これはこれってことですよ。
分離すべり症が痛みを出してるんじゃなくて、オシリの筋肉が痛みを出してるんですよ。
だから押したり突いたりで痛みが無くなるんですよ。
骨が原因なら、オシリを押したり突いたりしても痛みなんか取れるわけないでしょう?
それが無くなるって事は、筋肉が原因ってことですよ。
だから普段ね、朝起きた時や寝る前とかにオシリにテニスボールを当てて自分でマッサージするんですよ。
そしたら少しずつ筋肉が良くなって、痛みが出ずらくなりますからね。」
「だって、そんなことしたら痛いじゃないか。
どうしても痛いとこ避けるよね。」
「いやいや、避けないで痛いところを狙ってボールを当てるんですよ。
そこに問題が起きてますから、そこに刺激が必要なんですよ。
ただし10秒くらいね。当てすぎると打撲になって余計に痛くなるかもしれないからね。」
骨は骨の問題。
筋肉は筋肉の問題。
そして痛みは、
たいていの場合
筋肉の問題。
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