自律神経の乱れ

昨年の後半に感染・発症が始まったと言われている新型コロナウイルスですが、WHOが命名したCOVIT-19という呼び名のほかに、2003年に流行したサーズ(SARS)に似ていることからSARS-CoV-2とも呼ばれているようです。いずれにせよ、呼吸器に重大な症状を及ぼす恐れがあるウイルス疾患でしょう。
北海道では「感染拡大地域」とされて2月末に緊急事態宣言が発っせられ、3週間後の3月19日に解除され「感染確認地域」とされました。
4月7日には、国から感染拡大地域の都府県を指定した緊急事態宣言となり、雰囲気としては全国一斉に自粛モードとなった感があります。
阪神淡路大震災、東日本大震災、北海道南西沖地震、北海道胆振東部地震などの震災や津波災害、その後の台風被害などもそうでしたが、テレビをはじめとする大手メディアによる過剰と思える報道手法で過激で、情報の「刷り込み」のような内容が広まっています。
さらには、SNSの普及による不安をあおるデマが溢れていたり、マスクの着用や消毒グッズの携行など周囲に同調しなければならない社会的同調圧力、自分たちのコミュニティーや職場からは絶対に感染者を出させないぞというプレッシャーなど、何かと不安な日々が続いているのではないでしょうか。
そうした外からの刺激(攻撃と言えるかもしれません)を受けると、まず身体は闘争・逃走に向けた準備をします。自律神経のうち、交感神経がよく働くようになり、交感神経優位な状態となります。
通常、そのような闘争・逃走を必要とする場面は長くは続かないので、外からの攻撃が無くなった時点で交感神経の活動が抑えられ、副交感神経の活動も高くなり、身体は平常な活動へと戻っていきます。
しかし、毎日繰り返される外からの刺激が交感神経優位な日々を続けることとなり、自律神経失調と呼ばれる状態になるかもしれません。
筋肉・筋膜は過緊張になり、疲労が抜けなく、睡眠も不安定、血圧や体温も不安定、内臓機能も異常となり、動悸、息切れ、肩コリ、頭痛、めまい、耳鳴り、手足のシビレ、関節痛、便秘や下痢、膨満感、微熱、皮膚のかゆみなどの症状が現れるかもしれません。
手技療法により、筋肉・筋膜の過緊張を解放し、神経に刺激を与え活動を平準化し、局部の循環から全身の循環を整えることで交感神経優位な状態から、自律神経のバランスが取れた状態を目指したいものですね。
自律神経系
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文責:白幡克治 整体師

略歴:1958/07/21生 札幌市出身
2000年 ナショナル整体学院札幌校卒業 同校認定整体カイロプラクティック師。
卒後、同校の直営治療院長、同校講師、総務部長を歴任する。
2003年8月 痛みの解決を目指す整体師としてリフレ宮の森を開院する。
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