足首が曲がらない!?

足首のフレックスというヤツ。
つま先が頭の方に来る動き。
これが十分に出来ない方。
カカトを床につけてしゃがみこむと
どうしてもカカトが浮いてしまう。
もしくは、
つま先を外に逃がさないと
しゃがめない。
一般の方では、
同じようにカカトを床につけたまましゃがめないとか
ヒールが少しでもある靴は楽だけど
ペッタンコの靴だと疲れる。
なんて方です。
重心が後ろにあって
スポーツやダンスに差し障りがあるかもしれません。
解剖学的(機能的)には
足首の関節(距腿関節)を構成する
足の骨とスネの骨に、位置関係のズレが生じていると
十分に足首を曲げ伸ばしすること(関節運動)が困難になります。
多く見られるのは
足の骨の距骨(きょこつ)が前方にズレる状態(前方距骨)で
つま先を伸ばすのは楽だけど
曲げる(つま先を持ち上げる)のに制限がある状態。
この状態では、
クルブシからカカトまでの長さが
他の人より短く見えるかもしれません。
前方距骨
あお向けでリラックスした状態で
この画像よりも、つま先が伸びてる状態になる方や、
しゃがむとカカトが浮く方が対象になります。
特に問題を感じない方は、実施しないこと!!
で、お願いします!
【前方距骨のセルフメンテナンス】
前方距骨ストレッチ
1.動きの悪い側のアキレス腱に
タオルを回して両手でしっかりと持つ。
距骨のズレ修正
2.タオルを前方に向けて押し出しながら
胸で膝を押すようにして足首を曲げていく。
さらにストレッチ
3.しっかりとタオルを前方に押しながら
さらに曲げ込んでいき、数秒キープする。
1から3を数回繰り返す。
ビフォーアフター
ビフォー左、アフター右


つま先の上がり方が変わったのが分かりますか?
前方距骨(ぜんぽうきょこつ)の方は
重心位置が後ろになって
その代償(かばう動き)として
反張膝(膝が伸びすぎる)になっているかもしれませんし、
膝に痛みが出ていたり、出やすかったり、かもしれません。
気になる方は来院されてチェックされると良いかもしれませんね。
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文責:白幡克治 整体師

略歴:1958/07/21生 札幌市出身
2000年 ナショナル整体学院札幌校卒業 同校認定整体カイロプラクティック師。
卒後、同校の直営治療院長、同校講師、総務部長を歴任する。
2003年8月 痛みの解決を目指す整体師として、リフレ宮の森を開院する。
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